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どんぶり勘定のアラカン主婦の日々

気ままに綴ります、おばさんライフ

実家では要るものだけを持って行くしかない

疲れた。

結構な作業だった。

全部開け放していたけれど、思っていたより寒くなかった日曜日
日差しも暖かかった。

心配していた冷蔵庫の中身は腐敗はしてなかった。
ホッ

最初から荒れ放題のところに足を踏み入れる
二階から始めた。 箪笥を開けて、中から要る、要らないを繰り返す
ああ、これ、よく着てたよ、と生前の母親の服を広げてみたりして
なかなかはかどらない。
下から、見てないで、要るものだけを持っていくという形でと義兄の声がする

ゴミ袋に詰め込めるものは、ゴミですと主張するためだけど、ほとんどは置いたまま

その中からピックアップをしていく
かつても子供部屋では、ネズミの糞が床に散らばってたことが悲しかったが
お肉のきょうだいは、もういいからと、置いていくアルバムもあった
一代限りと思ってるからかな

私は40年前?の月刊セブンティーンを数冊、武田京子の恋は緑の風の中 が今まで捨てられなかったものだから
そのまま送る物品の中に入れることにした。
発見は、支部で飲み会してる男子の、13歳の時の手紙が二通残っていたこと
開けて読んだ。
なんだか熱烈に好かれてたのね
笑える、手荷物にしのばせて持ち帰ろう

箪笥の引き出しはそのまま
空き巣が入ったあとのような荒れっぷりも仕方なく移動するしかなく
電気が通ってないから、夕刻にまで仕上げないとだめだったからだ。

お座敷の押し入れに三宝とかも見える 中にものが詰まったまま放置する
何個あるか分からない位牌は、地元のきょうだいが預かっておくという。
仏具もだ。
本棚のものも全部放置だ。

(お見苦しいけれど、こんな感じ)
CIMG1412.jpg


アルバムは一冊は私が預かりましょう
戦前のもの、父の赤ちゃんのときのものやら学生時代のもの

作業中、目まいがしてきた。

私はどんどん捨てて行ってるから、本当に欲しいものはなかった。
何も要らなかったのだけど、結局思い出のものを選んだのかな?
竹で出来た筒形の花入れ、こちらで滞在中使ってた家族の茶碗、お箸、介護帰省時に着てた服
持ち込んだ小型TV、アラビア社のお気に入りだったカップ&ソーサー二組だけ、
自分で書いた絵数枚、小学校時代のつたないマンガ、スケッチ
さっきの父のアルバム、母のバッグ(年寄り向け)、さっきの月刊セブンティーン、
机の中に残っていた高1と高2の恥ずかしい成績表
(母がどこかに移動させたのか、これしか見つからなかった)ピンクの絞りの着物など
誰が着るのか

持ち帰れないものは送ってもらうことになったけど、ふた山だった。
まだ使ってなかったドメストとか、掃除機パックとかも入ってて、自分でもいやになる選別


レコードとかカセットテープ、70年代の服とかをチョイスして
段ボール三箱になった人もいたけど
殆どは放置 そのまま解体されるときに処分される

しかし地元に嫁いで、家は買わないで済んで、子供のいないきょうだいは、これは〇〇万円だったと、
作業中に指にはめた指輪を指す。
そして外食三昧、高級車

一生をかけてぼろマンションを買い、子供たちを大学にやり(一人は卒業してないけど)、をした私とは、生活の感覚が違いすぎる。
娘にいずれ、それをやってね、でも、ごつすぎるわね、それ、
とけなすのが関の山だ。

さて、実家はこの地にいつからいるのか
150年は辿れたから、ずっとここにいた家だろうね
残念だが、これでおしまい

この故郷の地に来ることもあるだろうけど
家の中を吹き渡る風や、注ぐ日差しを感じ、家の中から眺めた庭の様子や
階段を上がる音やら、もう感じることはできないのかと思うと
感慨深いというより、しみじみ悲しかった。

離婚して帰って、水回りを直した家で、猫と一緒に住んで、地元に帰った小学校の同級生とかと
じいちゃんばあちゃんになって、方言丸出しでお茶でも飲みたいと思ったこともあるけど
叶わずだったな

夕刻になり、家はゴミ袋の山と、開けたままの引き出しの数々を放置して、皆で新幹線の駅近くで食事
そこで解散になったのだけど、一緒に帰ったお肉のきょうだいは、もう一度だけ実家に行くと言う。

ぼろ雑巾のように疲れてヨレヨレになって帰宅して、娘にその旨伝えると、行きたい、という
思い出の詰まった家だから おままごとセット、ベージュの炊飯器のおもちゃもあったよと伝えると、記憶していた、
ぬいぐるみも、バドミントンセットも、何もかも家とともに捨てる。

日にちがしかし合わなかった。
娘は会社の人たちと出かける日だそうで、一緒には行けない。
遠いけど、一人でもいいから、どうしても最後に家に入ってみておきたいようなのだけど、実現するかな
来月解体だけど


とうとうこの箱が私の終の棲家か
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